潰瘍性大腸炎で手術を考えている人へ

潰瘍性大腸炎と診断されてから5年後に大腸全摘手術を行いました。手術を検討されている方たちの参考になればと思います。

最初の症状

こんばんは、理系大学生のTezuです。

今回からは、僕がどのような症状を持ち、どのような経緯で手術に至ったのかを書いていきたいと思います。

 

潰瘍性大腸炎は人によって症状が違い、それによって手術後の経過も変わってくると思います。(高校時代、3人の友人が潰瘍性大腸炎と診断されましたが、誰もが違う症状を持っていました。)

 

そのため、手術を検討している人に少しでも多く検討材料を増やしていただきたいと思い、僕の闘病生活を振り返ることにしました。

 

今回は潰瘍性大腸炎と診断される前のお話を書いていきたいと思います。

最初の症状

僕が潰瘍性大腸炎と診断されたのは2012年の7月です。

症状が出始めたのは、その約半年前からでした。

 

中学校三年生だった僕は高校入試直前の模試の結果が良かったこともあり、志望校を安全圏から合格圏へと変えて、受験勉強に励んでいました。

 

3月に行われる受験を2カ月後に控え、段々と受験のプレッシャーが迫ってくるようになるころから、病気の症状も段々と出てくるようになりました。

 

最初に異変を感じたのは1月頃でした。

基本的には健康で、おなかを下すといってもたまにある程度で、すぐに治っていた僕でしたが、下痢が治らなくなりました

 

いつもなら1日や2日もあれば治っていた下痢の症状が止まらなくなったのです。

 

時期も時期でしたので、おなかを冷やしてしまったのかなとあまり気にしていませんでしたが、一カ月も続くと不安にもなってきました。

初めての血便

下痢の症状が治らなくなってから一カ月近く経つころには、回数も増えていき、午前3時に一回、5時に一回と夜中にトイレに起きることも増えてきました。

 

2月に入り、受験も一カ月後に迫っているということでストレスもあるのだろうと思い、いずれ治るだろうと考えていました。

 

しかし、ここで当時の僕にとって衝撃的なことが起きたのです。

 

いつも通り夜中に便意がきてトイレに向かい、用を足したあとに便器を除くと、便器の中が真っ赤に染まっていました。

 

これはヤバいと思い、病院に向かいました。

最初の診断

血便が出て最初に僕はいつもお世話になっていた小児科に向かいました。

 

何か大きな病気ではないのか心配でしたが特にそういうものではなく、受験に

よるストレスと、便の回数が増えたことによる影響ではないのかとのことでした。

 

その時はとりあえず大きな病気ではなさそうというのに安心し、整腸剤などのお薬をもらいました。

 

一時的に元の生活に・・・

このころは日中に何度もトイレに行くというような状況でなかったので、高校受験も何とか切り抜け、無事に志望校へと合格することができました。

 

受験が終わるとストレスから解放され、徐々に便の回数も減り、下痢も治っていきました。

 

受験も終わったし、もうストレスになるものはないから、気にしなくていいやーと思っていたのを思い出します。

 

しかし、高校入学後、受験期よりも症状が悪化し、潰瘍性大腸炎の診断を受けることになります。

次回は高校入学から診断を受けるまでのお話などを書いていきたいと思います。

 

それでは、今回はこのへんで失礼します。