潰瘍性大腸炎で手術を考えている人へ

潰瘍性大腸炎と診断されてから5年後に大腸全摘手術を行いました。手術を検討されている方たちの参考になればと思います。

「潰瘍性大腸炎」の症状が出ました。

こんばんは。理系大学生のTezuです。

今回は高校入学から潰瘍性大腸炎の症状が出るまでの話を書いていきたいと思います。

 

大学での実験、研究室の活動も始まり忙しい日々が続き、一カ月も更新できませんでしたが、よろしくお願いいたします。

 

高校入学

体調を崩しながらもなんとか合格を勝ち取った志望校での高校生活。

制服のない自由な校風での生活をとても楽しみにしていたのを覚えています。

 

高校での生活が始まる頃にはすっかり体調も良くなり、好きなものを食べ、好きな事をする生活をしていました。

 

入学してすぐに始まった部活動や文化祭での活動の勧誘。

様々な選択肢の中から僕はラグビーに入る決断をしました。

この後の高校3年間で僕は毎年入院しながら部活をすることになるのですが、本当に良い仲間に恵まれたので、良い選択をしたと思います。

 

ラグビー生活

屈強な体を持つ先輩方に憧れてラグビー部に入部した僕は、これまでの食生活を変え、休み時間のたびに必ず何かを食べるようにし、自宅では食事に一時間はかけるような生活をしていました。

 

高校入学時に173cm 63kgほどの体格だった僕ですが、2カ月も経たないうちに70kgまで体重を増やすことに成功しました。

 

当時の食事を思い出すと、

1限休み おにぎり2つ

昼休み 弁当

3限休み おにぎり1つ

部活後 プロテイン

夕食 どんぶり2杯

と普通の高校生と比べるとかなりの量の食事をとっていたと思います。

 

これだけの食事をしても体調は全く崩れず、順調に体重を増やせていたので、当時は受験のころに体調を崩していたことはすっかり忘れていました。

突然の腹痛

高校に入学して2カ月。高校からの課題に追われながらもラグビーというスポーツを楽しんでいた僕ですが、ある日を境に潰瘍性大腸炎の症状に襲われるようになります。

 

あまりにも突然におなかの調子が変わってしまったので、その日のことはよく覚えています。

 

その日も普段通り部活があり、ウエイトトレーニングをしていました。

前日に雨の中試合があり、見学をしていた僕は、体を冷やしたのか少しおなかが緩くなっていました。

 

レーニングを終えた僕は、おなかが緩くなっていたので悩みつつも、いつも通りプロテインを飲んで、自転車で駅に向いました。

 

駐輪場に自転車を置いて、駅に向かおうとしたとき、これまでに感じたことのない腹痛に襲われました。急いでコンビニのトイレに駆け込んだのですが、あまりの腹痛に我慢することができず、練習着のスパッツの中に漏らしてしまいました。

 

スパッツのおかげでまわりは汚さずに処理できたのは良かったのですが、腹痛の感覚から、高校受験のときのおなかの不調を思い出し、とても不安になりました。

 

またしばらくおなかの不調が続くのかな?と思いましたが、残念ながらその予感は的中し、夜中から朝まで下痢が続いていたので、次の日は学校を休むことになりました。

 

病院へ

 学校へいくのが厳しいほどおなかの具合が悪いということは初めてのことだったので、すぐに病院に向かいました。

食事の面ではうどんなどの消化に良いものを食べるようにし、何日かは整腸剤で様子をみたのですが、一向に調子は回復せず、血便の症状も出てくるようになりました。

 

病院で診察を受けているときにも腹痛に襲われトイレに向かい、そこで便の様子を見た先生が大学病院で診察してもらうことを勧めてきました。

 

そして向かった大学病院で僕は「潰瘍性大腸炎」の診断を受けることになります。

 

その後、潰瘍性大腸炎の診断を受けてから一カ月たった七月末に僕は初めての入院をすることになります。

 

次回のブログでは診断を受けた頃から入院するまでのお話について書いていきたいと思います。

 

それでは、今回はこの辺で失礼します。